何歳からインプラント治療は選択できますか?高校生でもできますか?
回答
顎の骨の成長が完全に完了している方(一般に16~18歳以上)であれば、若い年齢であってもインプラント治療は非常に有効な選択肢です。
解説
若い方が不慮の事故(スポーツでの衝突や転倒)や重度の虫歯によって歯を失ってしまった場合、インプラント治療は第一選択になり得ます。
なぜなら、若い時期に「ブリッジ」を選択すると、両隣の健康な白い歯を大量に削る必要があり、削られた歯の寿命が大幅に縮まってしまうからです。
また、「入れ歯」は噛む力が天然歯の2割〜3割程度に落ちるため、食事の満足度が低下します。
インプラントであれば周囲の歯を一切傷つけず、自分の歯と同じように全力で噛むことができます。 ただし、「骨の成長期」に手術を行うことは禁忌とされています。
顎の骨がまだ成長している段階(高校生未満など)でインプラントを埋め込んでしまうと、周囲の天然歯は骨の成長とともに伸びていくのに対し、骨と完全に結合したインプラントはその場に留まってしまうため、将来的に噛み合わせが大きくズレたり、見た目が極端に歪んでしまいます。
当院では、レントゲン等で骨の成長線が閉じていることを慎重に確認した上で、安全に治療を開始します。
関連キーワード
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若年者のインプラント、骨の成長、ブリッジのデメリット、健康な歯を削らない、事故で歯が抜けた、年齢下限
参考文献
- 日本口腔インプラント学会:口腔インプラント治療指針2024
- 厚生労働省:歯科インプラント治療指針
- 日本歯周病学会:歯周病患者における口腔インプラント