ブリッジや入れ歯にすると顎の骨が痩せてしまうというのは本当ですか?
回答
本当です。歯を失った部分にブリッジや入れ歯を入れると顎の骨に噛む刺激が伝わりません。そのため骨を「不要な組織」と判断してしまい、年々痩せていきます。これを廃用萎縮といいます。
インプラントは人工歯根を通じて骨に直接刺激を伝えるため、顎の骨の退縮を防止できます。
解説
抜歯後の治療法にはいくつかの選択肢があります。長期的な視点をもちご自身にとってベストな方法を選ぶ必要があります。
人間の顎の骨(歯槽骨)は、歯の根を通じて「噛む力という適切な刺激」を受けることで、その厚みや高さを維持する生物学的な特性(廃用性萎縮の防止)を持っています。
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ブリッジ・入れ歯の場合: ブリッジは両隣の歯で支え、入れ歯は歯茎の粘膜の上に乗っかっているだけです。そのため、歯がなくなった部分の「骨」には、噛む力が全く伝わりません。刺激を失った顎の骨は、寝たきりの人の筋肉が痩せていくのと同じように、年々細くなり、すり鉢状に痩せて退縮していきます。骨が痩せると、入れ歯が合わなくなってガタついたり、顔の輪郭が老け込んで見えたりする原因になります。
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インプラントの場合: 骨の中にチタン製の歯根が直接埋まっているため、天然歯と全く同じメカニズムで「噛む刺激」が顎の骨にダイレクトに伝わります。これにより、身体が「この骨はまだ必要だ」と認識するため、治療後も骨が痩せるのを食い止め、周囲の天然歯の骨格まで長期的に守ることができます。
関連キーワード
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骨が痩せる、骨吸収、廃用性萎縮、歯槽骨の維持、入れ歯のガタつき、顔のシワ、ブリッジのデメリット
参考文献
- 日本口腔インプラント学会:口腔インプラント治療指針2024
- 厚生労働省:歯科インプラント治療指針
- 日本歯周病学会:歯周病患者における口腔インプラント
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