【岡崎市】なぜ「インプラント」が骨と結合する?

はじめに:インプラントは単なる「ネジ」ではありません

今回は、岡崎市の岡崎歯医者(院長:高田裕史)が、インプラントが骨と結合する科学的メカニズムとについて解説します。
この記事は『口腔インプラント治療指針 2024』(日本口腔インプラント学会編)に基づいています。
インプラント治療は単なる物理的な固定ではありません。そこには、「生体材料学」「組織学」に基づいた、人体と人工物の驚くべき融合のドラマがあります。

なぜ、金属であるチタンが、私たちの体(骨)と一体化することができるのでしょうか?


1. 「オッセオインテグレーション」という奇跡

インプラント治療の核となる概念、それが「オッセオインテグレーション(Osseointegration)」です。
これは1960年代にスウェーデンのブローネマルク博士によって発見された現象です。

顕微鏡レベルでの結合

オッセオインテグレーションとは「光学顕微鏡レベルで、骨とインプラント体が直接接触している状態」と定義されています。
さらに電子顕微鏡レベルで見ると、チタンの表面と骨の間にはわずか100オングストローム(1mmの1000万分の1)程度の薄い層を介して、カルシウムなどが沈着し、強固に結びついていることがわかっています。

つまり、体の治癒能力によって、インプラントが体の一部として取り込まれているのです。この結合があるからこそ、天然の歯と同じように硬いものを噛むことができるのです。


2. なぜ「チタン」が選ばれるのか?

世界中で使用されているインプラントのほとんどは「チタン(またはチタン合金)」製です。なぜ、金やステンレスではなく、チタンなのでしょうか?

理由①:生体親和性と「不動態皮膜」

チタンは「生体不活性材料」に分類され、生体組織と良好な親和性を持つとされています。
このチタンは空気中の酸素と結びついて表面に瞬時に薄い膜(酸化膜)を作ります。これを不動態皮膜と呼びます。
不動態皮膜のおかげで、金属イオンが溶け出しにくく金属アレルギーを起こしにくいという利点があります。

理由②:骨よりも強い「靭性(じんせい)」

噛む力は非常に強大です。チタンは他のセラミックス材料などに比べて「靭性」が高いです。
そのため長期の耐久性を持っています。

理由③:表面性状の進化

近年のインプラントは表面をわざとザラザラに加工しています。
これにより表面積が増え、骨の細胞が入り込みやすく、強く骨と結合するようになっています。



3. 構造にもこだわりを。「プラットフォームスイッチング」

素材だけでなく、インプラントの「形」も進化しています。
岡崎歯医者が採用しているインプラントは、「プラットフォームスイッチング」という構造を持っています。

これは、骨に埋まる「インプラント体」よりも、その上に連結する「アバットメント(土台)」の直径をあえて少し小さくする設計のことです。
この段差ができることで、インプラントと土台のつなぎ目が骨から遠ざかり、インプラント周囲の骨吸収(骨が減ること)を抑制する効果があると報告されています。

「少しでも長く、骨を健康に保つ」。
そのために、岡崎歯医者では医学的根拠に基づいた最新の構造を持つインプラントを選定しています。


4. 岡崎歯医者の「選定基準」と「保証」

世の中には100種類以上のインプラントメーカーが存在しますが。
岡崎歯医者では以下の基準で採用メーカーを厳選しています。

  1. 長期的な科学的データ(エビデンス)があること
  2. 強度の高いチタン合金を使用していること
  3. 部品の供給体制が安定していること

安価なコピー品
や、データの乏しいインプラントは一切使用しません。 体内に入れるものですから、「質」への妥協は許されないと考えています。


まとめ:その1本には、最新の科学が詰まっています

インプラント治療は、単に穴を開けて埋める作業ではありません。
「生体材料学に基づいた素材選び」
「解剖学に基づいた精密な手術」
そして「免疫学に基づいた感染管理」が組み合わさって初めて成功する、高度な医療技術です。

岡崎歯医者では、院長をはじめとする医療チームが常に最新の知見(ガイドライン)を学び、患者様に還元しています。

「金属アレルギーが心配」 「以前入れたインプラントとは何が違うの?」 「自分の骨の状態に合った素材を知りたい」

どのような疑問でも構いません。まずは一度、当院のカウンセリングにお越しください。
科学的根拠に基づいた、あなただけの最適な治療プランをご提案させていただきます。


岡崎歯医者 2026年3月OPEN
院長:高田 裕史
住所:愛知県岡崎市戸崎町屋敷93番地1

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