タバコを吸っていると、インプラントの寿命や成功率は下がりますか?
回答
喫煙はインプラント治療における最大のリスクファクター(危険因子)の一つです。
習慣的に喫煙(加熱式タバコ、電子タバコを含む)をしている方はインプラントの脱落リスクやインプラント周囲炎の発症率を2倍も高めるといわれています。
解説
タバコに含まれるニコチンは血管を収縮させるため、手術部位への血液供給が滞り、インプラントと骨の結合(オッセオインテグレーション)が著しく阻害されます。また、白血球の機能が低下して免疫力が落ちるため、術後の感染やインプラント周囲炎を誘発しやすくなります。非喫煙者と比較した喫煙者のインプラント損失のオッズ比は1.96~2.25です。
インプラントを長持ちさせるため、また治療の成功率を上げるためには、手術前の禁煙および治療後の生涯にわたる禁煙が強く推奨されます。
関連キーワード
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喫煙、たばこ、ニコチン、アイコス、加熱式、インプラントの寿命、失敗率、禁煙
参考文献
- 日本口腔インプラント学会:口腔インプラント治療指針2024
- 厚生労働省:歯科インプラント治療指針
- 日本歯周病学会:歯周病患者における口腔インプラント