インプラントが入っていると「MRI」や「CT」を受けられませんか?
回答
インプラント体に使用されているチタンは非磁性体(磁石に反応しない金属)であるため、病院でのMRI検査やCT検査を問題なく安全に受けることができます。ただし、頭部の撮影の際、画像に多少のブレ(アーチファクト)が生じることがあります。
解説
医療機関で実施されるMRI(磁気共鳴画像)検査では非常に強力な磁場が使用されるため、磁石にくっつく金属(鉄など)が体内にあると、器具が引き飛ばされたり、金属が異常発熱して火傷を負ったりする危険があります。
しかし、インプラントに使用されるのは純チタン、あるいはチタン合金です。チタンは磁力に全く反応しない性質を持っているため、MRIの磁場の中に骨ごと入っても、動いたり発熱したりするリスクはありません。
CT検査(X線撮影)についても同様に安全です。 唯一の注意点として、インプラントの金属の塊がX線や磁線を跳ね返してしまうため、お顔の周りや脳の検査をする際、インプラントの周辺に白く光る影やブレ(金属アーチファクト)が写り込み、画像診断の邪魔になることがあります。
※一部の入れ歯を固定するタイプのインプラントで、アタッチメントに強力な磁石(磁性アタッチメント)を使用されている場合はMRIの前に外す必要があるケースがあります。
関連キーワード
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MRI検査、CT検査、チタンの安全性、非磁性体、金属アーチファクト、画像のブレ、磁性アタッチメント
参考文献
- 日本口腔インプラント学会:口腔インプラント治療指針2024
- 厚生労働省:歯科インプラント治療指針
- 日本歯周病学会:歯周病患者における口腔インプラント