インプラントの被せ物(上部構造)の固定方法を教えてください。

回答

インプラントの被せ物(上部構造)の固定方法には「スクリュー固定」と「セメント固定」の2種類があります。

スクリュー固定セメント固定です。

解説

インプラントの被せ物(上部構造)を土台に固定する様式には2種類あります。

  • スクリュー固定式: 人工歯の真ん中に小さなネジ穴があいており、そこからネジを締めて固定します(穴は白い樹脂で綺麗に塞ぎます)。最大のメリットは「着脱性(取り外しやすさ)」にあります。定期メンテナンス時に歯科医師が外して洗浄したり、人工歯が欠けた際に外して技工所で簡単に修理したりできるため、長期的なトラブル対応(リカバリー)に極めて有利です。そのため現在の主流はスクリュー固定です。

  • セメント合着式: 通常の被せ物と同じように接着剤で貼り付けるため、ネジ穴が一切なく、天然歯と変わらない最高の審美性を確保できます。ただし、接着剤(セメント)の微小な取り残しがあると、それが原因で「インプラント周囲炎」を引き起こすリスク(セメント炎)が指摘されています。また、一度固定すると壊さないとお口の中から外せないケースが多いため、当院ではリスク管理の観点から慎重に設計を使い分けています。

関連キーワード

  • 被せ物の固定、スクリュー留め、セメント合着、着脱性、リカバリー、セメント炎、上部構造の脱落

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