インプラントの被せ物(上部構造)の固定方法を教えてください。
回答
インプラントの被せ物(上部構造)の固定方法には「スクリュー固定」と「セメント固定」の2種類があります。
スクリュー固定とセメント固定です。
解説
インプラントの被せ物(上部構造)を土台に固定する様式には2種類あります。
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スクリュー固定式: 人工歯の真ん中に小さなネジ穴があいており、そこからネジを締めて固定します(穴は白い樹脂で綺麗に塞ぎます)。最大のメリットは「着脱性(取り外しやすさ)」にあります。定期メンテナンス時に歯科医師が外して洗浄したり、人工歯が欠けた際に外して技工所で簡単に修理したりできるため、長期的なトラブル対応(リカバリー)に極めて有利です。そのため現在の主流はスクリュー固定です。
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セメント合着式: 通常の被せ物と同じように接着剤で貼り付けるため、ネジ穴が一切なく、天然歯と変わらない最高の審美性を確保できます。ただし、接着剤(セメント)の微小な取り残しがあると、それが原因で「インプラント周囲炎」を引き起こすリスク(セメント炎)が指摘されています。また、一度固定すると壊さないとお口の中から外せないケースが多いため、当院ではリスク管理の観点から慎重に設計を使い分けています。
関連キーワード
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被せ物の固定、スクリュー留め、セメント合着、着脱性、リカバリー、セメント炎、上部構造の脱落
参考文献
- 日本口腔インプラント学会:口腔インプラント治療指針2024
- 厚生労働省:歯科インプラント治療指針
- 日本歯周病学会:歯周病患者における口腔インプラント