【岡崎市】インプラント術後の過ごし方完全ガイド

はじめに:「手術のあと、仕事に行っても大丈夫?」

「インプラントの手術って、やっぱりすごく痛いですか?」
「手術した当日は、お風呂に入ったりお酒を飲んだりしても平気?」
インプラント治療のカウンセリングを行っていると、手術そのものへの恐怖心はもちろんですが、「術後の生活(ダウンタイム)」について心配される方が非常に多くいらっしゃいます。
お仕事や家事でお忙しい皆様にとって、いつから普段通りの生活に戻れるのかは重要な問題ですよね。

結論から申し上げますと、適切な処置を行えば、痛みは痛み止めでコントロールできる範囲であり、その日の午後からお仕事に行かれる方がほとんどです。

しかし、予後(傷の治り)を良くするためには、患者様ご自身に守っていただきたい「術後のルール」がいくつかあります。 今回は、岡崎歯医者(院長:高田裕史)が、最新の『口腔インプラント治療指針 2024』に基づき、手術当日から数日間の「正しい過ごし方」と「注意すべきNG行動」について徹底解説します。


1. 気になるインプラント術後の「痛み」と「腫れ」のピークは?

まず、術後の症状の目安を知っておきましょう。

痛みについて

多くの場合、インプラント手術の痛みは「親知らずを抜いた時と同程度か、それ以下」と言われています。
麻酔が切れると鈍痛が出始めますが、当院では処置直後に鎮痛薬(痛み止め)を飲んでいただくなどの対策を行っています。
術後の疼痛管理としてNSAIDs(ロキソプロフェンなど)の投与が推奨されており、これを適切に服用すれば、日常生活に支障が出るほどの激痛になることは稀です。通常、痛みは2〜3日で落ち着きます。

腫れについて

腫れ方は、手術の内容によって大きく異なります。

  • 骨を削る量が少ない場合(抜歯即時埋入など): ほとんど腫れません。
  • 骨造成(GBR)などを行った場合: 術後2〜3日目をピークに頬が腫れることがありますが、1週間〜10日程度で自然に引いていきます。

また、まれに「内出血斑(青あざ)」が顎や首に出ることがありますが、これも数週間で黄色くなって消えますので心配ありません。


2. 手術当日に避けるべき「3つのNG行動」

手術当日は、体の中で「血を止めて、傷を治そう」とする働きが活発になっています。この邪魔をしないために、以下の3つは避けてください。

① 激しい運動・長風呂(血行が良くなること)

汗をかくような運動や、熱いお湯への長時間の入浴は控えましょう。血行が良くなりすぎると、止まりかけた血がまた流れ出し、痛みや腫れが増す原因になります。 当日は、シャワー程度で軽く済ませ、安静に過ごすのがベストです。

② 飲酒(アルコール)

「痛み止め代わりにお酒を…」というのは厳禁です。アルコールは血管を拡張させるため、出血や腫れを助長します。また、処方された抗生物質や痛み止めの効果に悪影響を与える可能性もあります。 最低でも、処方されたお薬を飲みきり、抜糸が終わるまでは禁酒を推奨します。

③ 頻繁なうがい

これが意外と盲点です。口の中に血の味がすると、気持ち悪くて何度もゆすぎたくなりますよね。 しかし、傷口には「血餅(けっぺい)」という血の塊(カサブタのようなもの)ができ、それが蓋となって治癒が進みます。強くうがいをしすぎると、この血餅が剥がれてしまい、骨が露出して激痛(ドライソケット)を引き起こしたり、治りが遅くなったりします。 当日はうがいを控え、翌日以降も優しく含む程度にしてください。


3. インプラント術後の食事は何を食べればいい?

手術直後(麻酔が効いている間)は、感覚が麻痺しているため、食事は控えてください。誤って唇や頬を噛んでしまったり、熱いもので火傷をしたりする危険があります。

麻酔が切れてからは食事をとっていただいて構いませんが、以下の点に注意しましょう。

  • メニュー: おかゆ、うどん、ゼリー、ヨーグルトなど、あまり噛まなくて良い柔らかいもの。
  • 避けるもの: 辛いもの(刺激物)、極端に熱いもの、お煎餅などの硬いもの。
  • 食べ方: 手術をしていない「反対側の歯」でゆっくり噛んでください。

栄養(特にタンパク質とビタミン)をしっかり摂ることは、傷の回復を早めるために非常に重要です。


4. 歯磨きはどうする?

インプラント手術の成否は「感染対策」にかかっています。 口の中を清潔に保つことは重要ですが、手術した部位(傷口)を歯ブラシでゴシゴシ磨くのは絶対にNGです。

  • 手術部位: 抜糸までは歯ブラシを当てず、当院から処方する「含嗽剤(うがい薬)」で消毒してください。
  • その他の歯: 普段通り丁寧に磨いてください。汚れたままだと、そこから細菌が繁殖して傷口に悪影響を及ぼします。

指針でも、術後のプラークコントロール(汚れの除去)が重要であると強調されています。
当院では、手術翌日に消毒に来ていただく際に、具体的な磨き方を指導させていただきます。


5. 「こんな時は連絡を」異常のサイン

術後の経過には個人差がありますが、以下のような症状が出た場合は、我慢せずにすぐにご連絡ください。

  1. 止まらない出血: 唾液に血が混じり続ける程度なら問題ありませんが、口の中が血で溢れるような場合。
  2. 痺れ(麻痺): 麻酔が切れているはずなのに、唇や顎の感覚が戻らない場合。
  3. 高熱: 38度以上の発熱が続く場合(感染の疑いがあります)。
  4. 薬が効かない激痛: 痛み止めを飲んでも全く痛みが引かない場合。

岡崎歯医者では、術後のトラブルにも迅速に対応できる体制を整えています。


まとめ:正しい術後の過ごし方で、早い回復を

インプラント手術は、あくまで「通過点」です。
術後の数日間、少しだけ日常生活に気を使っていただくことで、インプラントと骨の結合がスムーズになります。
結果として「早く、長く」使える歯を手に入れることができます。

岡崎歯医者では、

  1. 痛みの少ない低侵襲な手術(CT・ガイド手術)
  2. 適切な投薬(抗生剤・鎮痛剤)による管理
  3. 丁寧な術後フォロー(消毒・指導)

これらを徹底し、患者様が安心してダウンタイムを過ごせるようサポートしています。 「仕事の休みはどれくらい取ればいい?」「旅行の予定があるんだけど…」といった具体的なスケジュールのご相談も、カウンセリング時にお気軽にどうぞ。


岡崎歯医者(インプラントクリニック岡崎)
院長:高田 裕史
住所:愛知県岡崎市戸崎町屋敷93番地1

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